RICOH GR IIを買った
あけましておめでとうございます。
昨年、あまり写真を撮らなくて、忙しいのもあったのだけど、考えてみると「普段持ち歩く」ためのカメラがRollei 35Sしかないってのが問題だと思った。
基本的に歩いてる時に気になったものを撮る、というスタイルなので、普段持ち歩けるカメラでないと、撮る回数がどうしても減ってしまう。
GXRも十分小さいとは思うのだけど、やはり「ポケットに入る」にはかなわない。
というわけで、年末にあわててRICOH GR IIを買った。
これがすごく良い。もっと早く買えばよかった。まさに「最強のスナップシューター」の名は伊達じゃないんだなあ、と感心しました。
- ポケットに入る。ジャケットのポケットじゃなくて、ジーンズの後ろポケットにすっぽり入るので、いつでも持ち運べる
- 起動が早い。起動が早いのがこれほど重要だとは、使って見るまで気がつかなかった。何せiPhoneのカメラを起動するより圧倒的に早いので、よくある「まあiPhoneでいいか…」とiPhoneで代用してしまうこともない。
- そして綺麗。GXR28mmでわかってはいたことだけど。やはり綺麗。
- クロップ。クロップはGRらしくないという話も聞くのですが、やはり「うーんもうちょっと狭くしたい。寄りたい」という時、ボタン一発で35mm/48mmに変換できるのはすごい楽。
- 個人的には、色味が好き。GR(初代)とは色味が変わったらしいのですが、私にはぴったり。なんとなく、フィルムで綺麗に撮れた時の絵っぽいように思う。
- 操作感がいい。基本的にはGXRと同じなんですけど、Fn1のデフォルトがフォーカスターゲットなのもいい。積極的にフォーカスターゲットを使う気になる。AFL用のボタンがあるのもいい。
概ね、買う前にブログとかですでに読んでた通りなのだけど、実際使ってみると、一つ一つが組み合わさって、合わせて最強になってる感がある。
今まで、「あ、いいな」と思ってもカバン開けてカメラ出してふた外して、という手順があったので、「ま、いいか」と思ってたのが、ポケットに手を突っ込んで、電原オン1秒で撮影できる。Pモードで十分綺麗なので、さっと取れる。
もう暗くなり始めてたあたりに出かけたので、開放F2.8が多くて、景色的に暗い画像ばかりですけど、作例です。全部スタンダードのJPEG未加工です。歩いてて気になったものをただ撮っただけのものですが。。。
かなりまっすぐ映る
やはり「ハイコントラスト白黒」はかっこい。
なんでもないところを撮ってもカッコよくなってしまう。
35mmクロップ
ちゃんとボケる。
ISO2200でも結構いい。
(28mm)
実焦点距離18.3mmにしては、ちゃんと後ろもボケる。WBオートで白い光はちゃんと白く、黄色は黄色くなる。GXRだと緑になりがちだったのだけど。
スナップを撮るには、必要なくても持って行けるくらいの気軽さ(軽さ、ポケットに入る小ささ)が大事だなあ、と感じました。デジタルの撮影数が増えそう。